閲覧頂きありがとうございます。
トータルリペア猫の手の石川です。
今回ご紹介するのは、ジープパトリオットの車内のカビ取りルームクリーニングです！
ご依頼者様からは「展示する車の車内全体がカビでいっぱいなので、ルームクリーニングをお願いしたいです！」との事でした！
当店で施工しているカビ取りルームクリーニングとしては「カビの根絶は出来ない可能性がある」というのがあります。
というのも、説明をすると住宅のお風呂場とかでよくあるカビ取りには強い薬剤をしようして、中に浸透させて…というのはありますが…
革製品に対してはそこまで強い薬剤を使用できません…塗膜や素材にダメージが強すぎるからです。
その為、カビの除去とクリーニングをしたとしても、根本に入り込んだカビの胞子全てを除去できるかどうか…という所からも「100%完全に除去できます」とは言えないからです。
勿論、出来る限りのカビの除去と最後に簡易的な除菌をして仕上げていきますが、カビの胞子を全て除去できるかどうかが不明な為「二度と発生しない」というお約束が出来ません。（カビ胞子となるとミクロやマイクロレベルになるので、流石に解らないからですね）
よく空気清浄機とかで言われる99.9%除菌！みたいなのと同じで、全てを除菌できるとは限らない…というのと同じですね。
その注意点だけがご了承頂く必要のある点かと思います。
それでは、 画像をご覧ください👇
前席
後席
なんか、物凄いカビですね…
布製じゃないのに、ここまでカビが出るのってなかなかだと思いますけど…
確かに、これで展示するのは無理ですね…
ご依頼者様も「乗って動かすのも躊躇うぐらいですね…」と言っていました。
では、しっかりとルームクリーニングをしていきましょう！
ただ普通に拭き上げをするのではなく、2.3工程踏んでからの除菌処理となります。
まずは普通に薬剤を使用して拭き上げはしていきます。
その後、何度か拭き上げをしてから革のシボ模様の中まで掻き出すようにスポンジ等を利用しながら更に拭き上げをしていきます。
その後、ゴニョゴニョをしながら最後に除菌処理をして完成させます！
ただ、このルークリの場合は、若干の湿り気が残りますので
・エンジンを掛けて外気循環の暖房運転をする
・窓を数ミリ開けて自然乾燥
のどちらかをする必要がありますよ！
でないと、湿り気がキープされたままだと、マイクロレベルのカビ胞子が残っていた場合は繁殖してしまうと困るからですね。
では、施工後の画像をご覧ください👇
前席
後席
ここまで綺麗になりました！
この状態になれば、綺麗になったので展示車として出せると思います！
ご依頼者様にも確認をしてもらいましたが「すごく綺麗になってますね！ありがとうございました！」と言って頂けました！こちらこそありがとうございました！
カビは放置していると気管支系の疾患にも繋がります。
炎症を起こして発熱して…となると、今のご時世だと心配になりますよね。
特に布製のシートなんかは、カビが出ていなくても汚れや雑菌が繁殖している可能性がありますので、一度シートのリンサークリーニングをしてみると良いかもしれませんね。
長年使用していると、綺麗に見えてもかなり汚れが取れますので、一度ご相談いただければと思います！
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